合気道の稽古を始めてからは早速日常生活でも変化がありました。
これがもう、良い影響がありすぎて何から書けば良いやら。
自分の中で起きた変化
体の変化
- 体幹の変化
- 各関節、肩甲骨の変化
- 仙骨の変化
- 股関節の変化
- 呼吸の変化
- 緊張とゆるめの変化
体幹の変化
フラメンコを長くやっているんだから体幹も強い!・・・つもりでした。
が、「自分の内側」を大切に鍛えている先生方、先輩方には手も足も出ません。
(※そもそも手とか足とかの話ではないのですが)
改めて丹田の大切さを少し実感できました。
上丹田、中丹田、下丹田(臍下丹田)そして頂丹田、底丹田掘り下げて行きたいです。
各関節、肩甲骨の変化
私的には合気道はある意味「整体」だと思っています。
関節の理論、筋肉の理論などがあまりに完璧と言うか、美しくて
正しく使えば身体はどんどん整い
間違った使い方をすれば瞬間に痛めてしまいますね。
フラメンコでも素晴らしいマエストロス(偉大な先生方)は
歌い手、ギタリスト、踊り手どのジャンルの方も合気道に
通じる素晴らしさを感じます。
肩甲骨はまさに羽!身体の可能性の羽ですね。
そこにしっかりと呼吸は行き届いているか?
フラメンコのレッスンでも現在テーマにしています。
仙骨の変化
仙骨を立てるって何?
から始めり、仙骨の持つ力に驚く日々。
仙骨と名が付くのも頷けます。
股関節の変化
前回のブログにも書きましたがもともと股関節に内股というか
とにかく変な癖のあった私。
あぐらもかけない(股関節が痛くて後ろに転がって行っていました。)
自転車に乗っていても時々股関節がぽこんと外れる。(どういうこと?)
それが稽古初日から大きな壁にぶつかりました。
それは膝行!!!
膝行(しっこう)とは
正座した状態でつま先を立て、膝をついて移動する事。
合気道には、正座をした状態で技を掛ける座り技が有り
膝行の技術が必要。
初めて合気道の稽古に触れ、大変ながらも大満足で帰宅した翌日。
待っていたのは・・・股関節の恐ろしい筋肉痛でした!
まさに生まれたての小鹿の様なプルプル状態。
「え?私プロの踊り手やんな?え?え?」
と、心底トホホとなりましたね。
長年踊りの講師をやっていることに変に慣れてしまって
本当に改善しなくてはならない箇所に蓋をしていた自分に気付けました。
それからは痛くても改善して行く身体が嬉しくて
モチベーションが上がりました。
股関節も現在進行形で改善中!
呼吸の変化
「鬼滅の刃」の作者さん、心底尊敬です。
実際に大好きな作品ですが、本当に全ては呼吸なんですよ~。
できなかったことさえも呼吸に意識を向けると突然できたりします。
呼吸についてはまた別の日に掘り下げてみますね。
緊張とゆるめの変化
ずっと過緊張で生きてきたのかも?
世の中が便利になればなるほど人間として本来持っている
魅力的な力が衰えていく気がします。
(気がするでは無くて確信ですね)
そうなると常に脳内はぐるぐると余計なことを考え
不安になり身体は緊張する。
緊張しすぎて固まった身体や精神は壊れやすくもあります。
右脳と左脳の働きに注目して
今の自分軸を生きると身体はゆるむ。
軸とゆるみのある人の合気道はやはり素晴らしいですね。
私も少しづつゆるませることができて来たかも?
千里の道も一歩から!大きく楽しみな目標です。
こんな変化も
そう言えば、超の付く夜型人間だったのがすっかり朝方となりました。
例えば朝9:00からの稽古だと
7:00に起床
しっかり朝ご飯を食べて(食べなきゃ体力が持たない。)
身だしなみを整え(ボサボサだと気持ちが乱れます。皆さん凛々しくて佇まいが美しい。)
8:00前には出発
道着と袴をピシッと着る
(適当に着るとすぐに着崩れします。まさに「自分の内面を表す」ですね。)
稽古に向かう気持ちと日々の稽古とフラメンコのレッスンやライブで
気持ち良くヘロヘロなのですっかり寝つきが良くなりました。
もっと早く起きる時もありますが、漸く思い出せました
早朝の空気って本当に気持ち良いですね。
良い時、悪い時の波が激しかった体調も改善
これらには家族は勿論、私も驚いています。
次回は精神面での変化について書いてみようと思います。
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